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自衛隊は我が国の平和と独立を守り、国の安全を保つため、直接侵略及び間接侵略に対し我が国を防衛することを主たる任務とし、必要に応じ、公共の秩序の維持に当たることを任務とするらしい。 ちなみに世界で一番給料のいい軍隊は日本の自衛隊だ。(政府は軍事組織じゃないって言ってるが、俺はそんなの信用しない) 日本はここ60年ほど戦争に巻き込まれていないので、自衛隊が自衛という任務で動いたことは一度も無い。 大抵は「自衛隊」という名前とはまったく関係の無い任務なのだ。 ああ……平和だなぁコンチクショウ。 午後六時五十五分。UH-60ブラックホーク内にて。 俺は結局ブラックホークに乗せられた。 ちなみにヘリコプターに乗るのは初めてだ。プロペラの音は思った以上に大きくて、自分が喋っている声も聞こえない。 マイクがついたヘッドフォンのようなものを渡されて、なんとか会話ができる状態だ。 「朝倉、この自衛隊はどうやって連れてきたんだ?」 「あたしは情報操作も得意。ちょこっと操作して、あたしを陸上自衛隊の司令官にしちゃったの。ついでに世界をちょっと改変して、世界中の人間があたしに従うようにしたわ」 俺は溜め息をついて、頭を抱えた。 こいつは何がしたいんだ……? 「安心して。あなたを殺そうとは思わないから」 もうどうでもよくなってきた。自分のこめかみをコンバットマグナムで打ち抜いたことがある人間が、元学級委員長に殺されるのを今更怖がったりはしない。 すまん。嘘ついた。やっぱ死ぬのは嫌だ。俺、セガールじゃないし。死ぬのは怖い。 「で、何をするつもりなんだ?」 「そのうちわかるわ」 その台詞さっきも聞いたような気がするんだが……。 「この世界の神はあなた。だからあなたが望んでいる限りはあたしはこの世に存在できないってワケ。 でももちろん例外があるの。それはこの世界が他の世界の内側に作られたもので、その外側の世界の神があたしだった場合。 だからあたしはあなたの影響を一切受けずになんでもできる。改変もね。 世界の改変さえできればこの世はあたしの思い通り。あなたの神としての力はごくわずかになるわ」 ……なんの為にそんなことをするんだ? 情報ナントカの観測か? 「自分の楽しみのためよ。もう仕事なんてどうでも良くなっちゃった。この世界で好きなように暮らしてるほうが楽しいし。 この世界はあたしのもの。刃向かうものには容赦しないわ」 こいつは完全に狂ってる。ああ……神に祈ったくらいで助かるのならいくらでも祈る。 でも神はコイツだ。神よ、神から俺を救いたまえ。アーメン。 「来たわ」 何が? パイロットが叫んだ。 「三時の方向に攻撃ヘリコプター三機! こちらに接近しています!」 はい? 「あれはアパッチね。撃ち落して」 「待て、何事だ」 「あれはアメリカ軍だわ。長門さんが情報を操作したのね。あなたを救おうとしてるみたい。無駄だけど」 ブラックホークはぐるりと右を向いた。 「向こうのほうが早いわ。ハイドラ70ロケット弾よ。さっさと避けて」 なに? 前からロケット弾(生で見るのは初めてだ)が六発、とんでもないスピードで飛んできやがった。長門何考えてんだ!? ブラックホークは右にすばやく避けて……ってそんなに揺らすな。酔う。 六発のロケット弾は機体の左を通り過ぎていった。 あのロケット弾はどこまで飛んでいって、最終的にはどうなるんだろうか……。 「今度はスティンガーよ。撃たれる前に撃って」 スティンガー? なんじゃそりゃ。 「空対空ミサイルは装備されてませんが!」パイロットが叫ぶ。 「接近して機関銃でパイロットを狙って。ドッグファイトよ」 「それは危険です! 逆に撃墜される恐れが!」 「援護するから構わないで撃って」 なんで俺は戦争に巻き込まれてるんだ? 女の戦争ってこういうのを言うのか? ドッグファイトってヘリコプターでするもんなのか? 「接近します!」 ブラックホークはググーッと速度を上げて、一番左のアパッチに向かっていった。 おいおい、ぶつかるんじゃないか? やめてくれよ! なんか撃ってきたぞ! 「撃って!」 朝倉がそう叫ぶと朝倉の横にいた乗員が、持っていた機関銃をアパッチに向けて撃った。 銃弾はコックピットに命中して、アパッチはどんどん高度を落としていった。 「その調子でもう二機もお願い」 待て、ここは市街地だ。市街地でドッグファイトをするな。住宅の上にアパッチが落ちたら大惨事だぞ? 「大丈夫。この辺の住民はあらかじめ避難させといたわ」 そういう問題じゃないだろう……。 ブラックホークは次のアパッチに接近し、乗員が機関銃を撃つ。 またコックピットに命中してアパッチが落ちる。 「あと一機よ」 「スティンガーです!」 ~ちょっとキョンの兵器知識~ FIM-92スティンガーミサイルとは米国が1970年代に開発に着手し1980年代後期に採用された携行式地対空ミサイルである。 「スティンガー」とは英語で「毒針」の意。FIM-43レッドアイ携行空対空ミサイルの後継として1972年に開発が始まったもので、 開発においては、どのような状況下でも使用できる全面性と、整備性の向上、敵味方識別装置(IFF)の搭載に主眼が置かれた。 誘導には開発当初、赤外線/パッシブ・レーダーの複合モードシーカーが開発されたが、実際には既存のパッシブ式赤外線・紫外線シーカーが用いられている。 現在、実用化されているミサイルの中では最も命中率が良い(2003年現在)ミサイルとされ、ギネスブックにも掲載されている。 欠点としては目標を目視で発見しなければいけない点やバッテリーの持続時間などが挙げられる。 本来は地対空ミサイルだが、アパッチには空対空として武装されている。 調べるときにはウィキペディアって便利だな。 「いいから接近して」 「しかし……」 「いいから」 「……はい!」 なんだかよくわからないが、なにか無茶なことをしようとしているのはわかる。 「一時の方角からスティンガーミサイル!!」 「援護するから接近して!」 ブラックホークは残った一機に距離を詰めていくが、ひとつのミサイルが寸分の狂いもなくこちらを目指している。 ミサイルは機体の2mほど手前で爆発したが、この機体はノーダメージだ。 おそらく朝倉が情報ナントカで援護したのだろう。 「今よ、撃って!」 乗員が機関銃の引き金を引いた。 日本が直接関わった戦争は第二次世界大戦が最後だ。1945年だから、今から62年前か。 俺が生まれる前だ。俺の両親も生まれてない。 だから俺は戦争というものを知らないのだ。だから人が目の前で射殺されたり、ヘリが撃墜されたりする光景など映画でしか見たことがない。 今日だけで俺はいろんな体験をした。アパッチの乗員は二名(これは後から調べたものだ)。つまり、俺は六人が死ぬ光景を見たのだ。 それも街中での空中戦。最悪だ。 世界はこの女の手に落ちた。抵抗できるのはごく一部の人間、事情を知っているSOS団員だけだ。 しかも、そのうち一人は人質に取られている。 ……今日は人生最悪の日だ。 午後七時十一分。UH-60ブラックホーク内にて。 アパッチを撃墜し、ブラックホークはK市へと向かっている。 「A海峡大橋のT区側核シェルターに向かって」 「了解」 なに? A海峡大橋に核シェルター? そんな話初めて聞いたぞ? 「森博嗣って知ってる?」 「ええと……作家か?」 「そう。『すべてがFになる』の作者よ」 読んだことないな。ミステリー小説だっけ? 「ええ。『そして二人だけになった』って小説は?」 それは……アガサ・クリスティの『そして誰もいなくなった』じゃないのか? 「タイトルは似てるけど違うわ。これも森博嗣の小説なんだけど、その小説の舞台が明石海峡大橋の支柱に作られた核シェルターなのよ。この小説自体はフィクションだけど、その核シェルターは実在するの。T区側とA市側に一つづつ」 ……なんでお前がそんなこと知ってるんだ? 「ちょっと調べさせてもらったの」 なるほど。 午後七時二十分。A海峡大橋T区側核シェルターのヘリポートにて。 ブラックホークはシェルターの入り口にあるヘリポートに着陸した。 「降りて。早くしないと次はF-15かB-2スピリットが飛んでくるわよ」 どっちも知らないが怖い。 「わかったから急かすな」 ヘリコプターから降りて、久しぶりの地上の感触を足の裏で確かめながら空を見上げると、もうすっかり暗くなっていた。 長門、早く助けに来てくれ。もうF-15でもなんでもいいから強力なヤツでこいつを叩きのめしてくれ。 俺の神の力が完全に無くなったわけじゃない。望めばそのうち来てくれるさ。 「すぐにアメリカ軍の攻撃機が来るわ。ブラックホークを5機と第303飛行隊を呼んで」 神は人の心を読むのか? 「了解」 パイロットは機内の無線を手に取った。 長門……超強力な戦闘機でも無理かもしれん……。 「いくら長門さんでもこれには対抗できないかもね」 「……」 負けか。 俺は朝倉に連れられて、シェルター内部に入った。 「ここなら長門さんが核を使ったとしても、あたしに与えられるダメージはゼロ。前回とは違って準備は万端よ」 「……なんでお前は俺を人質に取ったんだ?」 「あなたは一応神としての力を持ってるから、あたしの目の届くところに居てもらったほうが都合が良いの」 なるほどな。それだけか? 「他にもいろいろとあるけど、その辺は」 朝倉は某未来人のように微笑んで言った。 「禁則事項です」 ……対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスじゃなかったら惚れてたかもしれんな。 午後七時三十分。A海峡大橋T区側核シェルターにて。 「で、世界を征服して何をするつもりなんだ?」 「当ててみて」 シェルター内は思ったよりもくつろげる。 ソファもあるし、食い物も飲み物もある。 『そして二人だけになった』は読んだことはないが、シェルターの構造は小説とは違うらしい。 「……わからん。なんかヒントをくれ」 「ん~……夢のため、かな?」 夢? 人間ならまだしも、インターフェイスに夢なんてあるのか? 情報を操作すれば、大抵のことはできる。それに、今は神になったんだ。できないことはない。 「で、夢は叶ったのか?」 「まだ叶ってないけど、このままなら叶うかもね」 このままなら叶う? 「この世界の神はもうお前だ。どんな夢も叶うんじゃないか?」 「ううん。簡単には叶わないわ」 簡単には叶わない。ということは、朝倉の影響を受けないということだ。 朝倉の影響を受けないもの? それって…… 「来たわ」 朝倉が急に立ち上がった。 「どうした?」 「長門さんが来たわ。迎撃用意しなきゃ」 なんでソファに座ってるだけでそんなのがわかるんだ? 人間レーダーか? あ、人間じゃないか。 「あなたはここに居て。すぐに終わるわ」 そう言って、朝倉は外に飛び出していった。 午後七時二十分。A海峡大橋T区側核シェルターにて。 このシェルターは「オーシャンズ11」に出てくる金庫のようなセキュリティなのだが、その分厚い扉を開かずに吹っ飛ばして突入してきたのは朝倉ではなかった。 「助けに来た」 「待ってたぞ長門! 遅かったじゃないか! お前一人か?」 長門はコクと頷く。 宇宙人はすごいな。一人で攻撃ヘリと戦闘機を撃ち落したのか? 長門は首を横に振った。 「じゃあ、どうやって入ってきたんだ?」 「隙を見て進入した」 長門は俺の手首を掴み、そのまま走り出した。待ってくれ、転ぶ。このスピードならかなり豪快に転ぶ自信がある。 「急いで。追われている」 「追われてるって誰に!?」 「朝倉涼子」 全速力でヘリポートまで出てくると、空にはヘリコプターと戦闘機がウヨウヨいた。イワヤマトンネルのズバット並みに多い。 ヘリコプターは俺たちの周りにどんどん集まってくる。しかし機関銃を撃とうとはしない。 100m程先にはブラックホークとは違う、バスのように少し胴が長いヘリコプターがある。 「ありゃなんだ?」 「EH101。ウエストランド社とアグスタ社が共同開発したヘリコプター」 そういうことが聞きたかったんじゃないんだが。 「乗って」 長門の指示に従い、ヘリコプターに駆け寄って乗り込んだ。 長門はコックピットに乗り込んだ。 「長門が操縦するのか?」 「そう」 しっかりと操縦桿を握る長門。 待ってくれ、シートベルトくらい着けさせてくれ。 「時間が無い。離陸する」 プロペラが回り始め、ヘリコプターは地面から離れた。 揺れは思ったよりも少なかったが、揺れないわけじゃない。シートベルトを着けなければ。 「戦闘機がウヨウヨ飛んでるぞ?」 「問題無い」 長門が唇をすばやく動かすと、空に飛んでいた全ての攻撃ヘリコプターと戦闘機がスイッチを切られたラジコンのように勢いが無くなって、どんどん高度を下げて、やがて地面に墜落した。 「最初からそれをやってくれよ……」 第五章 ~神様失格~
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今までは俺が騙され続ける話だったのに、最近になって戦争モノになりやがったこの話も元に戻り、再び俺が騙される羽目になる。 さて、今回の黒幕は誰だろうか。当たった方には盛大な拍手を送ろうと思う。 午後七時三十五分。校庭にて。 ヘリコプターが着陸できる場所なんてあまり無い。ましてや街中となると、なおさらだ。 学校の校庭というのはヘリを着陸させるためではなく、賞品が貰えるわけでもなくただ筋肉痛になるために行われる体育祭のためにあるのだが、 ヘリが着陸できないわけじゃない。 大量の砂埃を巻き上げながら、ヘリコプターは着陸した。 ヘリから降りて、久しぶりの地面の感触を足で確かめる。 ……人間はやっぱり陸に住む動物だな。俺は空は好きじゃない。 校舎は電気がついていない。真っ暗だ。まあ七時なので当然と言えば当然か。 「で、どうするんだ? 朝倉を倒さなきゃならないんだろう?」 「彼女をここに誘き出す。襲撃があった際に一番安全な場所にいるのが望ましい」 「そこはどこだ?」 午後七時四十分。部室にて。 「結局ここかよ」 俺はいつもの席に座り、自分で淹れた少し熱めの静岡茶を飲んでいる。 長門はいつもの席に座って、ドアを見つめている。読書はしてない。 「朝倉はここに来るのか?」 長門は数ミクロンほど頷いた。 「どの位したら来るんだ?」 「来た」 ……未来形ではなく、現在完了形で答えてくれた。 慌てて窓の外を見るが、ブラックホークはいない。どこだ? 「彼を渡してもらおうかしら」 ……俺の後ろに居た。 急いで振り向くと、あのトラウマの微笑があった。 今回はブラックホークじゃないんだな。 「ヘリなんかで派手に来るよりもこっちのほうが手っ取り早いもの」 「彼は渡さない」 美少女二人が男の奪い合い。 そこに機関銃と自衛隊のブラックホークが無かったとしても、怖いのに変わりは無い。 ああ……漫画のようなシチュエーションは俺の人生において訪れることは無いのか? 戦争映画のようなシチュエーションはたくさんあったが……。 部屋が初めて朝倉に襲われたときのような狭苦しい空間へと変わっていく。トラウマだ。 「思念体からの離反は許されない」 「思念体? 今のあたしには思念体なんて関係ないわ! 神はこのあたし! 神であるあたしがこの世を統括しているの! 離反しているのはそっちでしょう! 神に逆らうなんて許されざる行為だわ! 神への冒涜よ! あたしが望めば思念体なんて存在そのものが消滅する。それでも抵抗するつもりなの? 彼をこちらに引き渡しなさい。」 最悪の状況だ。そもそもこいつは何がしたいんだ? こいつがしたい事さえわかれば、少しは抵抗できるかもしれない。 「……朝倉、俺を人質に取る理由は、俺がまだ神としての力を持っているから俺を監視する必要があるからだろ? じゃあ、これならどうだ?」 俺は長門のほうを向き、言った。 「長門、俺を殺せ! そうすれば、朝倉が俺を人質に取る理由が無くなる!」 「それはできない」 「いいから俺を殺せ!! 拳銃でも何でもいいから早く!!」 俺は長門の目を見た。……理解してくれ。 「……インターフェイスが、無許可で有機生命体を殺傷することは禁じられている。 だから――」 やった! 「あなたが自分の手で命を絶つべき」 長門は何も無いところから拳銃を取り出し、俺に手渡した。 よし、これでいい。 装弾数は六発。 スミス&ウェッソン社が1955年に開発した38口径のリボルバー、コンバットマグナムだ。 まさか一週間のうちに三回もこの銃を見る羽目になるとはな。 俺は銃口をこめかみに向けた。 「あなた……自分が何やってるかわかってるの?」 「十分わかってるつもりだが。俺は神としての力を持ってるんだから、 お前は俺を常に監視している必要がある。でも、俺が死ねばその必要は無くなるだろ?」 「……絶対にそれだけはさせないわ」 勝った。 「なんでだ? 俺を監視する必要がなくなるんだ。お前にとっても損は無いだろ? むしろプラスになるはずだ」 「いいからその銃を捨てなさいっ!!!」 朝倉の目が血走っている。こっちへ一歩足を踏み出した。 「それ以上動くな! このまま引き金を引くぞ!」 ああ……俺は何やってんだ? 自分で自分を人質に取ったのは生まれて初めてだ。 「あたしの夢を叶える為にはあなたの存在が必要不可欠なの! だからその銃を捨てて!」 やっぱり。 「なら尚更だな。それ以上近づけばお前の夢は永遠に叶わん」 朝倉は一歩後ろに下がった。 「なんで……あともう少し、あともう少しだったのに!」 俺は、初めて朝倉が涙を流したのを見た。おそらく長門も初めてだろう。 「あともう少しで、あたしの夢が叶ったの! 長門さんが邪魔しなければ、長門さんの邪魔さえなければ! あたしは好きな人と一生を共にできた! 幸せな生活を送ることができたの! でも長門さんがそれを邪魔したのよ! 長門さん! なんであなたはいつもいつも、あたしの幸せを奪っていくの!? ねぇ!? 聞いてるの!?」 「聞いている」 ……長門はこんなときでも変わらないな。 「確かにわたしはあなたの幸せを奪った。しかしそれは神以外の人間のため。 あなたの夢、あなたの幸せはあなたの利己主義でしかない。 あなたの夢のために、周りは大勢の損害を被ることになる。 神はこの世の人々のために、自分の幸せを犠牲にするもの。 あなたはそれをしなかった。あなたは神失格。あなたに神は勤まらない」 長門は二日前の俺と同じ台詞を言い、静かに朝倉に歩み寄った。 「あなたは夢を諦めるべき。世界のためにも、彼のためにも」 「嫌よ! あたしは諦めないわ!」 「彼はそれを望んでいない」 朝倉は大粒の涙を零しながら俺の目を見た。 十秒ほど俺の目を見つめ続け、そして部屋から飛び出していった。 朝倉が部屋から居なくなると、部室は元の空間に戻った。 「終わった。彼女が再びあなたを襲うことは無い」 ……これで良かったのだろうか。 非常に心が痛い。 誰にだって夢はある。 俺にだってあるさ。どんな夢かって? それは禁則事項だが、できるものなら叶えてみたいし、 叶うチャンスがあるとしたら俺は絶対にそのチャンスを逃さないだろうし、 チャンスを作るチャンスがあっても俺はそれを逃がさない。人間だったら皆そうだ。 長門も朝倉もインターフェイスとか言ってるが、人間と変わらない、感情を持った生き物なのだ。 だから朝倉は当たり前のことをした。ただそれだけのこと。 でも、神という地位に就かなければ叶わないものだったのだろうか。 神は世界のために自分の幸せを犠牲にしなければならない。 神は夢を叶えることが許されない。人間らしい感情がある者に神は勤まらないのだ。 このときの俺は重大なことを忘れていた。 朝比奈さんは? 午後八時十二分。長門のマンションにて。 朝比奈さんと別れたのは六時五十五分。かれこれ一時間十七分も経つのだ。 朝比奈さんを一秒でも忘れるとはあってはならないことなのだが、 ドッグファイトに巻き込まれたり朝倉の泣き顔を見たりといろいろ忙しかったので仕方ないかもしれない。 「元の時間帯に帰れないってことですか?」 「はぃ……」 まいったね。 朝比奈さんの上司の許可が降りなくて元の時間帯に戻れないそうだ。 「じゃあ……明日になるまで待つ、ということですか?」 「はぃ……」 はぁ……またか。 結局この日は長門に泊めさせてもらった。 なんかとてつもなく嫌な予感がするのは気のせいだろう。 二日目 午後四時半。学校にて。 「朝倉涼子が校内に潜んでいる」と長門が言ったのは昼過ぎだ。 俺と長門は急いで学校へ行き、朝倉退治をするのだった。 「で、どこにいるんだ?」 「文芸部室」 長門はレーダーでもついているのだろうか。どこにいても朝倉がわかるのだ。 朝倉レーダーはトコトコと部室へと向かっていった。その後についていく俺。 長門がドアを開くと、そこに居たのは朝倉じゃなかった。 皆さん、そこに誰がいたか予想していただきたい。絶対当たるから。 長門でもなければ古泉でもないし、朝比奈さんでもハルヒでも鶴屋さんでもない。 国木田でも谷口でもない。俺の妹でもないし、コンピ研の部長がそこにいたわけでもない。 絶対に、そこにいるはずのない人間がいたのだ。 「うぉっ!!」とその男は驚いて椅子から転げ落ちそうになる。 ……これは一体どういうことだ? その男は…… 俺だった。 どうして俺がそこにいるんだ? なんで朝倉がいないんだ? なんで俺が二人いるんだ? これは一体どういうことだ? 待てよ? 俺はこの時間帯の人間ではないんだ。 つまりこの時間帯には俺が三人存在しているということになる。 「なんで俺がいる」 「そりゃこっちの台詞だ! なんで俺がいるんだ!」 「長門、これは一体どういうことだ?」 「わからない」そこにいるもう一人の俺を見ながら長門は言った。 長門にもわからないんじゃ、俺にわかるわけがない。 小学生にフェルマーの最終定理を解けと言っているようなものだ。 俺はフェルマーの最終定理は解けないが、一次方程式なら簡単に解ける。 俺の目の前にいるのは俺の異時間同位体ではない。 もし異時間同位体なら、俺が来ることがわかっていて、驚くことはないはずだ。 じゃあ、誰なのか。それこそフェルマーの最終定理だ。解けん。だれかヒントをくれ。 「これはどういうことなんだ!? お前はどこからここに来たんだ!?」 「いつも通り家から登校してきただけだ!」 嘘だ。この時間帯の俺は職員室に呼び出されているはずだ。 「じゃあ、もう一人俺がいるってことか!? 誰か説明してくれ。頭がこんがらがりそうだ」 「俺も説明してもらいたいね」 ああ……ワケわからん。誰かこの状況を説明できる者はおらぬか! 誰か! 「お前は何処から来たんだ?」と「俺」 「今から二時間後から来た」 「俺」は大きく溜め息をつき、こう言った。 「また涼宮絡みか……」 わかった。こいつの正体が。 第六章 ~笑い、再び~
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編集に関する4つのルール ナイトメア様は今後飛躍する逸材であり、 ナイトメア様の下には、もっと多くの眷属が集まると考えています。 そうなれば、wikiの編集ももっと盛んになり、 荒らしやトラブルも起こり得ると思います。 それらに備え、編集の方針となるルールを暫定的に定めました。 また、あまりにルールを増やすと新規の編集者を減らしてしまうため、 なるべく基本的な4つのルールに抑えました。 あくまで暫定なので、より適切なルールをアクティブな編集者のみなさんと決めていけたらと思います。 ・ナイトメア様の指示が最優先 →不名誉な内容やプライベートな内容が書かれ、 ナイトメア様から削除や修正の要請を頂いた際に、 最優先で対応できるように ・不快になる内容は書かない →ナイトメア様や眷属の方々、 他の配信者様の気分を損ねる様な記述を防ぐため ・URLや画像などの掲載は、 権利者から許諾を得て、 その旨を記載する →著作権系のトラブル防止 ・内容を修正/削除したい場合は、 他の編集者と相談する (しかし誤字は修正して良い) →編集合戦や編集者同士のトラブルを防ぐため
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【検索用 ふぇいすとぅふぇいす 登録タグ 2022年 VOCALOID ふ プリュ 曲 曲は 鏡音リン】 + 目次 目次 曲紹介 歌詞 コメント 作詞:プリュ 作曲:プリュ 編曲:プリュ 唄:鏡音リン 曲紹介 お久しぶりです。さて建前の色は何でしょうね。 曲名:『フェイストゥフェイス』 動画はRaV²(122px)が担当 歌詞 (YouTube概要欄より転載) 白黒付けられない顔色の味が渋過ぎて 本性隠して 隠して剥ぎ取った人の膜に愛情は無いわ 切り捨て切り捨て 命の証 何かを間違えて笑んだ困った顔 保存したいな そのままさ お揃いの仮面 手足の跡を飾ったメロディー 見事な世界だ 不名誉な恋をして 生き抜け生き抜け ライフライン 困った顔だって見逃さないわ 只無邪気を忘れた絵面が 肌を彩って嫌になるだけ 皮に隠れた恥に罰を 嘘を形にしたコレクション 偽を素直に破って 素敵な今際だね 解放せよ エゴから解放せよ 喜怒哀楽さえ捨てて 逆様になって生を這うんだ 最悪を顔から毟っても その罪悪たけは何故か食べ切れない 又解放せよ 痛みを玩味せよ 綺麗に被った背徳を諦めたくて 逃げらんないね 散在した貴方が裂きたくて 私の心は人体実験だ 白黒付けられない記録を刻んだ 貴方の声帯と 耳さえ塞いで 塞いで喜劇を堪能する顔に未練は無いわ 私に全部譲って×××× 解放せよ 形を壊せよ 希望も何もかも捨てて 逆様になって死を買うんだ 快楽を又引き千切っても 私の理想の色に辿り着けない 只最後まで 絶望を堪能せよ どこまで悲恋のライアー 切れ一つさえも残さないで 最低まで落ちていく体が 貴方の果てになりそうなんだ 言葉では伝わらない夢が貴方を殺していく 心臓まで腐る前に その嘘を譲って 解放せよ 素肌を解放せよ 喜怒哀楽さえ捨てて 逆様になって聖のカウンター 最悪を顔から毟っても その罪悪たけは何故か食べ切れない 又解放せよ 痛みを玩味せよ 綺麗に被った背徳を諦めたくて 逃げらんないね 最後まで貴方を手にした 私の心は人体実験だ コメント 名前 コメント
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神の墓場 解説 地上世界とは異なる場所に存在する、神力が遮断される異世界。 古神や権力闘争に敗れた現神、魔神が棄てられる場所。 大半が荒野の様な土地ではあるが、人間族でも最低限の生活なら可能。 地上世界とは時間の流れが異なっており、この世界での数年は元の世界の数百年に相当する。 雑感・考察 完全な異世界ではなく、どうも神骨の大陸内に存在する場所であるっぽい。 しかし別大陸とはいえ地上世界にあるにしては通常の手段で脱出できそうな感じの描写では無かったので、結界か何かで強固に封鎖されてるとかそんな感じなのだろうか? ここにいけた人たちは一応、神の住む大陸にいけたわけであり、とても名誉なこと?バリハルトはここに落とされても自力で脱出したらしい - 考察 (2019-05-07 22 02 04) でも神の処刑場みたいなとこですからねぇ…逆に凄く不名誉なのかもしれない - 管理人 (2019-05-07 22 28 56) 名前
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ネルト 本名:ネルト・リース 16歳、152cm、人間 善神の一人。噂が一人歩きし、雷帝の異名を持つ。 魔力:C 魔術:S 体力:C 力:D 胸:B 知識:C 運:D 勘:D 雷適正:S 世界政府の受付嬢。看板娘的な存在 雷が使える世界でも指で数える程しか居ない貴重な魔術が使える子 元々平民の出で、ひょんなことから雷が使えることが判明し、試験を受け見事神と成った。 基本的に大人しい娘なのだが攻撃するものには容赦しない。 少々好戦的な面もあり、世界政府の戦闘要員の1人でもある。 しかしひとたび戦争に出れば敵も味方も関係なく広域に雷を落とし、戦場に穴を開けまくることから閃光の死神だとかグリルチキン製造機だとか不名誉なアダ名が独り歩きし、さらにそこから雷を降らせる妖艶なサキュバスだとかをフルプレートを来た屈強な男性だとか噂が飛び交い、ついに雷帝という異名が定着してしまった。 なお雷帝は不名誉ながらも本人は多少気に入っており、雷帝と呼ばれるのはそこまでは嫌ではないらしい。 本人はしらないがファンクラブが存在し、しっかり崇められている。 また1人攻城兵器として機能するため、世界政府の中でも個人での強さは相当上位なのではないかと言われている。 戦場で姿を見たくない人の1人。 ミントスと交流があり、メイド達と年齢が近いこともありたまに遊びに来る神様。 . . . ネタバレ(反転) 特にネタバレという程でもないのだが、魔法の制御が甘く無差別にしか攻撃できない。 別に味方を傷つけたいわけではないのでなるべく周りに人がいる場所は避ける。 モノを壊すことに快楽を覚えているので攻城戦には積極的に参加したがる ミントスが世界政府に来た時に仲良くなった。 仲良くなった理由はミントスのネタバレにて。
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エミリー -------------------- エミリー (別時刻 エミリー はぁ…… エミリー それでここはどこなワケ? エミリー (見知らぬ場所に飛ばされるエミリー 部屋 (魔術書が仕舞われた本棚が並ぶ広めの書斎 エミリー ……何ここ? エミリー (適当に歩き、本をぱっと一つ取り出す エミリー 汚っ… エミリー (かなり年季の入ってるもののようだ エミリー (雑に本と本の上に戻す。またあった場所には戻さない。 エミリー ……どれもこれも面白いものなさそうね エミリー ここにいるやつセンスないわ。 エミリー (とか言いつつ、またつかつかと歩き進んでいく 「亜 乱」 何処へ行く? エミリー はぁ? 「亜 乱」 (全く気配のしなかった場所から声 エミリー アンタ誰? エミリー 「とか言いつつ、鞭であたりの本を落とし散らばせて エミリー (一目散に出口へと走っていく エミリー (ただならない魔力を感じる。ここは急ぐのが良さそうだ 「亜 乱」 何処へ行く?(何故か、すでに出口の前に居る エミリー チッ… 「亜 乱」 (年老いた老人、杖をつき、椅子に座っている エミリー (鞭を取り出し、何者かの足に絡み付かせ、転倒させようとする 「亜 乱」 (その途端、 「亜 乱」 (エミリーの立つ場所が四方から圧縮され、 「亜 乱」 (喉を、胸を、四肢を締め上げ、動きと呼吸を停止させる 「亜 乱」 「本を戻さぬまま何処へ行く?」と聞いたのだがねぇ… 「亜 乱」 嘆かわしい…こんなものが今の魔法都市の子孫達か。 エミリー が っ (四肢が締め上げられ、息ができない 目の前が暗くなっていく エミリー ぐ ッ … (老人を睨みつけらながら抵抗しようとするがなす術がない 印 ー光ー 一葉 (光の弾が弾けて、中から飛び出す女性の姿 エミリー お姉…ちゃん… エミリー たす…け…… 一葉 エミリー!! 「亜 乱」 喚くな女王…。(一葉の降りた場所にすでに居る。 エミリー (呼吸不能による意識喪失 目の前が真っ白になる 一葉 エミリー!!(エミリーに駆け寄り 「亜 乱」 あまり喚くな…手元が狂って潰してしまうぞ? 一葉 なんだと…?!(「亜 乱」に振り向き 「亜 乱」 貴様も嘆かわしいと思わないのか…?(一葉に語りかける 一葉 うるさい!エミリーを放せ!! 「亜 乱」 仮にも魔法学園の教授としてこのような未熟な生徒を… 一葉 うるさい!!エミリーを放せ!! 「亜 乱」 才も無ければ礼儀も無い者に魔法の教えなどは… 一葉 うるさい!!!エミリーを放せ!!! 印 ー炎ー 「亞 乱」 「亞」 「亞 乱」 (空中に浮かび上がった印から放たれた火炎が全て、亜空間に飲み込まれる 「亞 乱」 阿笠の娘… 「亞 乱」 ワシを撃つのか? 一葉 そうよ! 一葉 貴方が世界最古の最悪で最強の老害魔術師で、 一葉 絶対に手を出してはいけないキアシスのアンタッチャブルだって事ぐらいは勿論知っているわ! 「亞 乱」 …それで? 一葉 それでも、そんなの、関係ないのよ! 一葉 妹のような努力中の未来ある子供達を頭ごなしに否定するお祖父様なんかに、 一葉 私<リーズベルト学院教授/姉/キアシスを生きる市民>は絶対に道を譲らないわ!! 「亞 乱」 本さえ読まぬ餓鬼に未来を任すとは… 「亞 乱」 落ちぶれた物よ…キアシス… 「亞 乱」 (エミリーの周囲を圧迫していた空間が解かれる 一葉 エミリー!!! 「亞 乱」 …もうよい。 「亞 乱」 引導をくれてやろう… 一葉 (エミリーに向いていた体を、すぐさま「亞 乱」へ戻す 「亞 乱」 「亞」 「亞 乱」 (「陣地作成」「魔術工房」「固有結界」それぞれの魔法を極めた「亞 乱」の作り出した「亜空間」 「亞 乱」 (魔法を極め、魔法を高め、魔法を行使する為だけに作られた完全な魔法純度を保つ空間 「亞 乱」 (それを。 「亞 乱」 (「陣地作成」を極めて至高の「魔術工房」と化した「亜空間」の「固有結界」 「亞 乱」 (すなわち「亞」に存在する全ての「魔力」を現世に転送して、標的に放つ。 「亞 乱」 「亞 乱 砲」 印 ー闇ー 「亞 乱」 (印ごと全て飲み込まれる 印 ー水ー ー氷ー 「亞 乱」 (印ごと全て飲み込まれ、消える 印 ー風ー ー地ー ー雷ー 印 ー炎ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (九の属性、その魔法を全て飲み込み 「亞 乱」 (「亞乱砲」の魔力が一葉とエミリーをこの世から消し去る 一葉 いいや!消し去らない! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (九の属性、全ての魔法を押し潰す。全て「亞乱砲」が飲み込んでいく。 一葉 まだ終わってない! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (全て押し潰され 一葉 まだ!!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 一葉 まだまだ!!!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (全てを、押し潰し 一葉 出来るまでやれば!!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 一葉 出来る!!!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (全て、を 「亞 乱」 なんだ…この… 「亞 乱」 頭の悪い娘は… 「亞 乱」 (「亞乱砲」で飲み込み切れず、書斎に魔力の火花が僅かに溢れ出す 一葉 頭の良し悪しなんて無いのよ!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 一葉 やるか!!!やらないか!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 一葉 私はやり遂げる!!!!!!!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (「亞乱砲」を押し返し 「亞 乱」 (九属性の魔法印が書斎に浮かび上がる 一葉 そして、私の生徒達もね。 一葉 絶対に全員、やり遂げられるって信じてるわ。(エミリーを抱き上げ 「亞 乱」 ………キアシス随一の愚か者が。 一葉 いいえ!努力を続ける才能がある限り!!人は愚か者になんてならないわ!!! 一葉 決して!!! 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (九属性の魔法が「亞 乱」の魔術工房を破壊していく 「亞 乱」 ワシが…こんな…愚かな小娘に… 一葉 ご生憎と…もう小娘と呼ばれるような歳じゃあないわ。(指輪のない薬指を見て 一葉 【九印女王】<クイン・クイーン> (残りの九の指輪が灯り 印 ー闇ー ー炎ー ー水ー ー氷ー ー風ー ー雷ー ー地ー ー光ー ー無ー 「亞 乱」 (九の魔法を身に受けて、 「亞 乱」 (世界最悪の老害魔術師が沈む 一葉 ……… 一葉 勝った……… 一葉 (跡形も無くなった書斎 一葉 エミリー!!!エミリー無事!? 一葉 お姉ちゃん勝ったわ!世界最悪の老害魔術師に!世界最古で最強のお爺さまに! 一葉 だから安心して起きてエミリー! 一葉 起きて私にその声を聞かせーーー 一葉 (勝負は一瞬だった 一葉 ーーーて 一葉 (【女王】と言えど、「亞 乱」を討ち取った後に余力など無い 一葉 っ……… 一葉 (激闘を終えた後に差し込まれた鮮やかな不意打ちを防ぐ手立ては無い 一葉 せめて…エミリー…だけは… 印 ー光ー 一葉 (光に包まれたエミリーが何処かに空間転移で飛ばされ、 一葉 (【女王】阿笠一葉は、その場に倒れた 一葉 ーーーーーーーーー
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バッティング出番無し・ボーリング出番無し・フィールディング出番無しの三重苦を味わい、スコアに名前が載らない人のこと。 印象に残らないプレイをしても呼ばれる試合における不名誉なポジション。
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モンスター/神格 [U] 最凶最悪の双子の妹『依神 女苑』/Yorigami Jyoon (Yellow S; ) === Num 1319 Lev 49 Rar 4 Spd +15 Hp 4900 Ac 150 Exp 12000 (詳細説明未実装) 彼女は通常地下 49 階で出現し、かなり素早く動いている。 この神格を倒すことは50 レベルのキャラクタにとって 約11307.69 ポイントの経験となる。 彼女は空を飛んでいる。 彼女は弾幕を放って攻撃することがある。 彼女は的確に魔法を使うことができ、ファイア・ボール、閃光の嵐、竜巻、隣接テレポートの呪文を唱えることがある(確率 1/5)。 彼女はドアを開け、ドアを打ち破り、アイテムを拾うことができる。 彼女は光っている。 彼女は酸と炎と冷気と毒と閃光と暗黒と轟音の耐性を持っている。 彼女は朦朧としないし、混乱しないし、眠らされない。 彼女は侵入者に対してほとんど注意を払わないが、 800 フィート先から侵入者に気付くことがある。 彼女は 22 個までの財宝を持っていることがある。 彼女は 8d8のダメージで金をせがんで攻撃し、 8d8 のダメージで金をせがんで攻撃し、 8d8のダメージで請求書をよこして攻撃し、 15d15 のダメージで殴って金を盗む。 雑感 4発目のダイス15d15は何気にケンシロウと同数値。痛い - 名無しさん (2021-08-23 21 43 57) 名前
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このページはこちらに移転しました ひとりじょうず 作詞/COOL METABOLIC この世で最高に不名誉な称号を 決めるとしたら一体何になるんだろう? そうやって考えながら歩く 夕焼けの町は俺の街 信号待ち、歩道橋、遊歩道、商店街、 ビデオ屋の前、他所で見たことが無い種類のファーストフード 新しくも古くも無い町に 妙な愛着を感じて せせこましいだけで誇りも無い、そんな街 見栄っ張りであさましく 不精で甲斐性ナシで そんな町の駅の階段数えて 登り終えて笑う俺はひとりじょうず この世で最高に最低なあだ名を考えるとしたら、だいたいこんなもんだろう お前の名前の後ろに「MaxHeart」ってつければOK! 小学生、中学生、高校生、大学生 社会人に、浪人とニートの境目の奴までが指差して笑うさ「○○MaxHeart」 新しくも古くも無い町に 妙な愛着を感じて みみっちい事には限りのない そんな街 意地っ張りで謝らず 不正と悪性馬鹿が 貯まる目抜き通りの髪数えて 舌打ちしてひがむ俺はひとりじょうず